群発頭痛に悩まされる【気になる症状はすぐに病院で治療しよう】

先生

痛み軽減や予防治療が可能

予防治療に取り組む

悩み

眼窩部を中心に非常に激しい痛みを引き起こすのが群発頭痛であり、群発期と呼ばれる一定期間内に特に集中して何度も起こる頭痛です。視床下部の機能異常が原因と考えられていますが、はっきりとした原因は現代の医学でも判明していません。しかし群発頭痛は病院にて治療や処方薬を受けて、日々の予防に努める工夫で大きく軽減することも可能となっています。診療は精神科や心療内科を持つ病院で行います。一般的な検査として体温や血圧、脈拍などの状態を調べ、場合によっては眼底検査、脳の血管状態なども調べます。また似たような症状に、脳腫瘍などを原因としている症候性頭痛などもあるのでCTやMRIを使用しての、頭蓋内の詳細な検査も同時に行います。これらの検査で病院側から群発頭痛と確定診断を受けた場合は、治療に向けての取り組みを始めることになります。群発頭痛は特に薬物療法が有効であり、発作時の痛みを改善する薬と、予防薬を処方してもらえます。これらの薬を服用しつつ、頭痛を誘発するアルコールなどを避けて生活を改善する工夫を続けることになります。

酸素吸入も有効な治療

原因を完全に特定できない症状ですが、その有効な予防薬や発生時の痛みを緩和する治療については既に判明しているのが群発頭痛です。そのため病院での治療でも、痛みが発生した時の症状を改善する治療と、予防薬治療の2つが患者にとっては大きな助けであり、人気となっています。まず発作時の痛みの改善治療ですが、これは皮下注射薬や点鼻薬を用います。血管収縮作用を持っているスマトリプタンが頭痛鎮静効果が優れているので、病院でも処方することが多く、群発頭痛における第一選択薬として使用されています。また酸素吸入も人気の治療となっています。酸素吸入は自費診療とはなりますが、発作時の痛みの緩和効果が得られるのが特徴です。そして群発頭痛では予防薬も存在しています。頭痛が起こる前、おもに就寝時などに服用するエルゴタミン錠剤や、カルシウム拮抗剤、副腎皮質ステロイドホルモンなどがあります。群発頭痛そのものを完治させることは現代の医学でも出来ないため、このように発作時の治療と、予防薬の服用が中心となっています。